支援員から新事業部へ。やる気、元気、シゲキ!の奮闘記

2023.10.17

People

中川さんは、大学を卒業後manabyへ。2年間支援員を経験したのち、志願してWORKS事業部に異動。現在は自社開発のeラーニングシステム「マナe」の渉外担当として奔走中です。これまでのキャリアとこれからのビジョンをお聞きしました。

 

【プロフィール】
中川 繁輝
2021年4月入社
WORKS事業部
※2023年10月現在

 

 

孤立を生まない社会をつくりたい

―初めての職場にmanabyを選んだ理由を教えてください

私は「孤立を生まない社会をつくりたい」という思いを軸に就職活動をしてきました。それに必要な考え方やスキルを身に着けたられるそうだなと感じたのがmanabyでした。

 

―きっかけは?

自分はわりと誰とでも仲良くしたいタイプで、中学生までテンション高いキャラでやってきました。

 

高校生になるときに、もう少し大人になってみようとそのキャラを封印したら、陰キャ扱いをされて孤立してしまいました。初めて感じたその孤独、孤立感が自分はとても嫌いだと気付いたことが、きっかけだったかなと思います。

 

それから大学時代に地域おこしやコミュニティデザインを実践的に学ぶなかでも、チームの中で孤立してしまう人がでないように、自然とケアをするようになりました。

 

就職活動の少し前に自分が目指すものを考えてみたときに、孤独になってしまっている人がつながれる社会、助けてほしいけど言い出せない人に手を差し伸べられる社会、そんな社会づくりを学びたいし、実現したいと思ったんです。

 

―就活では具体的にどんな企業を志望されたのですか?

就労移行支援か放課後デイサービスを中心に考えていました。そんな中、manabyの岡﨑社長が大学の授業で特別講師として講義をされたことがあり、そこで初めてmanabyを知りました。

 

―いろいろな企業と検討したと思いますが、決め手は?

一つは、社長の話が直接聞けたことが大きかったですね。他社の企業説明会では社長が出てくることはあまりありませんでした。岡﨑社長は大学で開催する説明会にも参加されていて、そこで直接話して想いを聞きました。中学時代に感じた違和感のお話とか、自分らしく働くことは大事だよね、という内容にとても共感して納得したのを覚えています。

 

あとはmanabyの「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」というのが自分のビジョンに近かったし、やっぱりmanabyだなと決めたのは、社員に会ったときの雰囲気がよかったからかもしれません。

 

自分らしさを考える場所

―入社後は石巻駅前事業所でのスタートでしたね

大学時代に暮らした山形県から宮城県の石巻に引っ越しました。

 

震災復興のためにボランティアで集まった人たちが今も様々な活動をしている街で、面白い人が多いんです。大学時代からつながりのある方もいて、高校生向けの活動をご一緒するなど、地域で連携していろいろな取り組みに参加させてもらいました。とてもいい街ですよ。

 

支援員として2年間、石巻で事業所の仲間と地域の方々に支えられてたくさんの経験ができました。

 

 

―支援員を経て、新設のWORKS事業部へ。大変なことは?

いまは渉外担当として自社開発のeラーニング「マナe」を全国の企業や福祉事業所に紹介していますが、やっぱり初めてのことも多くて大変なことばかりですね(笑)

 

これまで支援員として2年間利用者の方の相談にのってきましたが、実は自分自身、相談することが苦手です。利用者にはそうおっしゃる方も多かったので、毎回とても共感していました。

 

自分は思考が遅い自覚があり、新しくてわからない仕事ほどなかなか相談までに時間がかかってしまいますが、先輩と日々の活動を振り返りながら頑張っているところです。

 

新しいことをするって苦しみも大きいけど、やりがいも多いですね。全国の福祉事業所の方とお話をすると新しい情報を知ることができて、とても面白いです。紹介したマナeを使っていただき「いいね」と言ってもらえるとまたうれしいです。

 

―manabyを選んでよかったと思うところは?

ダイアローグで自分らしさを考える機会があって、働きながら自分自身の自分らしさを探究し続けられるのがいいですね。創業から7年、まだ変化が大きいのでいろいろ挑戦できる。それでスキルの幅を広げることができると、また新しい自分らしさが見つかっていくのだと思います。

 

―自分らしさは見つかりましたか?

まだ見つかりきってないけど、やっぱり原点は大学時代に感じていたことにつながりますね。人に元気を与えることで自分も元気をもらえる、それを繰り返す生き方が自分らしいなと感じます。

 

先日、石巻で漁師をやっている後輩からウニを貰ったんです。雑談も大して盛り上がったわけではなかったのですが「シゲキと話すと元気貰える」って言われて、私も元気がでました。元気の循環がいいですね。

 

―入社時から「やる気、元気、シゲキ!」がキャッチフレーズですね

そうですね(笑)盛り上げようと、元気になってもらいたい気持ちで自己紹介のときに言うようになりました。空回りすることもありますが、そんな姿を見てみんなが助けてくれます(笑)

 

 

一人ひとりと向き合って、社会を見据える

―これからどんなことをやりたいですか?

今年6月に支援員の傍ら兼任するようになり、10月からは専任としてWORKS事業部所属となりました。

 

いま北海道から九州まで、全国の福祉事業所や企業の方とお話させていただいていますが、もっともっと社外の方と出会いたいと思っています。

 

石巻で社会人デビューをしてから、私は事業所や社内の方との関わりを中心にやってきました。そこでもたくさんの発見があったのですが、社外の方との交流を通して、また新しく知ることが増えています。例えば、地域ごとに就労に関する課題は違っていて、支援者の方はそれぞれに解決に向けて考えていました。

 

これまで事業所で一人ひとりに向き合って課題解決に向けてアプローチをしてきましたが、これから事業所や企業ごとの課題解決に向けて、manabyができることをご提案していきたいと思っています。そして将来的には地域、社会にアプローチをしていきたいですね。そのためにいまはちゃんと学んで、振り返って、自信をつけていきたいです。

 

―どんな仲間と働きたいですか?

「人」が好きな方がいいですね。人のことを、深く知りたいと思える方がいい。そんな風に仲間同士の思いが重なると、いい支援やサービスにつながると思います。

 

ちなみに私は「人」が大好きです。大好き過ぎて、大学時代は疲れてしまうこともありました(笑)いまは一人の時間も大事にしています。

 

―就活中の方に伝えたいことは?

manabyは創業7年、ベンチャーでスタートして上場もしましたが、まだまだ挑戦しやすい会社です。社長とお話する機会も多いのではないかと思います。

 

私も、新卒入社3年目で挑戦できています。「人」が好きで社会を変えたいと思っている方と、切磋琢磨しながら一緒に挑戦していきたい。らしさを探しながら挑戦できる場として、manabyのことも見てみてほしいですね。

 

 

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