障害者雇用の新しいカタチー就労移行支援manaby × DMM 在宅デザイナー実習を開始

manabyは、合同会社DMM.comとの共同企画として、障害者採用を目的とした在宅実習を2020年9月より開始いたします。

 

 

■背景
マナビーは、「在宅」就労を実現するためのITスキルを「在宅」で学ぶことができる就労支援事業を行い、一人ひとりの能力や志向に合わせた働き方を見つけるための支援に取り組んでいます。20種以上のコンテンツの中でもWeb制作やデザインのコンテンツは人気が高く、デザイナーを目指す利用者は少なくありません。一方で、障害者デザイナーの求人は数が少なく、特に在宅勤務による就職先の開拓が課題となっていました。DMMでは障害者雇用に在宅勤務制度を導入するなど、個人に合わせたキャリアサポートが手厚く、在宅デザイナーも活躍しています。そこで今回、DMMの協力を得て、障害者採用を目的としたmanaby利用者向けの実習を企画。これによってデザイン志望者の就職をアシストするとともに、DMMでは自社に合う在宅デザイナーの採用を目指します。

■企画概要
① 応募  8月に説明会を実施、デザイナーを目指す利用者が支援員と相談のうえエントリー
② 実習  DMM担当者および支援員のサポートのもと、デザイン課題に取り組む
③ 選考  10月末 応募書類および課題をもとにDMM担当者による選考を実施
④ 面接  11月上旬 書類選考の通過者との面接
⑤ 試用  12月上旬 導入研修を実施したのちに、実業務を担当
⑥ 本雇用 2021年3月 双方が合意した場合本雇用。定期的な事業所での面談を実施

本企画によって就労経験のない応募者も、実習期間中に実際の仕事に近い体験を通して、働くことへのイメージを固めていくことができます。また、実習を通して長期的な関わりをつくることで、雇用者と応募者のミスマッチをなくし、自分の能力を活かして長く働き続けられるような仕組みをつくることを目指しています。 

■合同会社 DMM.com について https://dmm-corp.com/
DMM社は1998年にサービスをスタートし、現在は主要サービス約40以上、従業員1,527名(2020年2月時点)を抱えています。2015年2月には事業拡大に伴って障害者雇用の受け入れ体制を作り上げるため、採用から雇用管理までを行う専門部署「ビジネスクリエーション部(https://bc.dmm-corp.com/)」を設立。主な業務は、自社サービスの運用保守やバックオフィスの支援を担っています。そして身体障害者にとって課題である通勤困難や、精神障害者の課題である人間関係の不安などの課題を解決するべく、在宅勤務制度を導入しています。2018年には、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構主催「平成30年度障害者雇用職場改善好事例」において、優秀賞(高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞)を受賞。定期的な面談を通じて当人の体調や能力に合ったキャリアアップを推進しています。

■株式会社manabyについて https://manaby.co.jp/
manabyは、「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」ことをミッションとして「在宅」就労を実現するためのITスキルを「在宅」で学ぶことができる就労支援事業を行っています。障害者一人ひとりの能力や志向に合わせた働き方を見つけるための支援に取り組む一方、様々な事情で就労移行支援や就労継続支援を利用できない方に向けて、誰でも利用できるサービスとしてeラーニングとカウンセリングを提供。eラーニングは、障害者就労支援の現場で利用者の声を反映しながら改良を重ね、わかりやすく集中力を保ちやすい工夫を施しています。コンテンツは随時更新しており、事務系スキルやプログラミングスキル、デザインスキルのほか、専門家監修のセルフケアを学ぶことができます。今後は就労のための訓練にとどまらず、就職先の開拓も強化していきます。

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