「自己◯◯」に悩む就活生たちへ!対話をテーマにしたイベントを開催しました

2023.09.06

Culture

manaby(マナビー)が創業まもない頃から大事にしているダイアローグ。これまで定期的な勉強会や社内イベントを開催しながらサービスのほか組織づくりにも活かそうと取り組んできました。

 

学び始めて約6年。私たちが蓄積してきた学びや気づきを、就活を考える学生のみなさんにもお伝えしたいという思いから、創業の地である仙台でイベントを開催しました。

 

「就活を面白くする対話力―「自己◯◯」に悩む東北の就活生たちへ」と題したイベントのモデレーターはコミュニケーションの研究者である若新雄純さん。マナビーの社員も登壇し、トークショー形式で「対話力」をヒントに就活や自分らしさについて考えていきます。

 

「違い」を明確にして共有する

開始早々、学生のみなさんは自己紹介を兼ねたワークに取り組みます。テーマは「今日来た理由・目的」。

 

実際に話してみると、就職活動の情報収集に来た、自己理解について考えたい、若新さんのお話を聞いてみたいなど、それぞれの目的がありました。その違いを認識したところで、イベントタイトルにもある「自己〇〇」についての話題に移ります。

 

「自分らしさというのは、他者との関わりの中で見つかっていくもの」(若新さん)

 

就活で避けて通れないのが「自己分析」「自己PR」「自己理解」など、自分を知ること。若新さんは日常的な対話の中で、他の人との「違い」に着目することで、自分らしさを発掘することができるのだ、と言います。

 

対話とは、互いの『違い』を明確に共有することで理解を深め考えるコミュニケーションです。いつもの何気ない会話や議論とはどう違うのか、について学んでいきました。

 

「対話」と「議論」を実際にやってみる

対話とは何か、を学んだところでまたワークです。まずは議論に挑戦、ファシリテーターがテーマの定義を明確にして、意見を出し合い、結論をまとめます。

 

次に対話に取り組みました。聴く(相手を尊重、丁寧に)、違いを見つめる(自分と相手とどう違うか、なぜ違うか)、反応する(質問する、感想を伝える)というグラウンドルールのもと、議論と同じテーマで話をしてみます。

 

意見を主張してぶつけ合い結論を出す議論と、結論を出すのではなくお互いの理解を深め考えるための話合いである対話。対話では安心して自由に意見を出し合うことができ、なぜそう思っているのかをさらに深堀して聴くことで、背景にある経験や価値観を知ることができるのです。

 

短いワークでしたが、参加者は「みんなの考え方が違っていて面白かった」と振り返りました。

 

 

答えのない支援―マナビーがやってきたこと

manaby(マナビー)は2016年に創業し、「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」というミッションを掲げて、障害のある方が働くまでの道のりを支援する就労移行支援事業を中心にサービスを展開してきました。

 

そしてこの「自分らしさ」とは何かを考えるために注目したのがダイアローグ(対話)です。

 

「クルーさん(利用者)は本当に十人百色。障害による特性も経験も働くことに対する思いも一人ひとり違う。その一人ひとりが「らしい」働き方を実現するためにサポートするのは難しいけど面白い」(佐々木)

 

マナビー社員の佐々木さんは、これまで支援現場で対話(ダイアローグ)をどう生かしてきたのか、事例を紹介しながら経験談を語りました。

※より具体的な事例・ストーリーはこちら

 

就労移行支援の現場だけでなく、組織づくりにもいい影響があったと語るのはHR部長の早川さん。

 

「いろいろな人のいいところを活かして、掛け算で働けていますね」

 

一緒に働くチームメンバーが対話でお互いの背景や想いを知ろうとするからこそ、得意なことを活かして苦手なことをフォローし合いながら働けているのだと言います。意見が違うのは当たり前、対話から「ヒント」を得て新しい発見をしながら組織運営を行っています。

 

モラトリアムで大丈夫!対話をして意図しないアイデンティティを見つけよう

イベント終了後の交流会では、テーマごとに分かれてそれぞれ対話を続けていました。

 

「自己○○は自分ひとりで黙々と考えるものだと思っていた、他者との関わりや対話の中で自分らしさを見つけるということに気づくことができてよかった」

 

「今回「自分らしさ」について改めて考えた体験が就職活動の自己PRを考えるのに生かせそう」

 

イベントの中で、「自分らしさを見つけるために必要なのが、大人になるまでの猶予期間と言われるモラトリアムである」という若新さんのお話もありました。成長につれて環境も自分も変化する中で、ゆるやかに「らしさなるもの」を見つけていく期間。30歳前後までがモラトリアムだと言われることもあるそう(!)です。自分が変化していくこともそのままで受け止めればいいし、曖昧であってもいいのだというお話に、安心したという方もいました。

 

対話によって自分の「らしさ」が見えてくる、自分でうっすらと気づいていたこともあれば、意図しないアイデンティティが見つかることもある―参加者はそんなことを学び、ワークを体感しながら、コロナ禍にはできなかった就活仲間との交流を楽しんでいただけたようです。

 

マナビーではこれからも対話・ダイアローグを実践し探究するとともに、学生のみなさんともその学びをわかちあえるような企画を準備中です。ぜひ、みなさんも、体感してみませんか?(広報大坪)

※イベント・説明会情報はこちら

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